お盆明けからも暑い日々が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?(笑) 残暑お見舞い申し上げます。
例年ノスタルジックな想いが募ってくる8月なのですが、今年はどうも違うようです。私の今一番の興味は8月30日投票となる衆議院選挙(!)です。
マニフェストが出揃いましたが、各分野において主張が異なり面白い。こういう場合は先に出した方が有利なのでしょうか?マニフェストの評価ですが、マスコミは心情的に民主党にシフトしている感がありますね。私が興味を持っている分野では、、、
公務員改革:
両党とも削減としていますが、労働組合をベースにしている民主党がどこまで切り込めるか?あの海千山千の官僚たちに松下政経塾出身の学級委員のような民主党議員では軽くあしらわれてしまうような気がします(笑)。
ドラマ”官僚たちの夏”を見て思ったのですが、天下りをなくすためには ”国家公務員の給与を民間のお偉いさん並みに上げれば、余計なこと(=天下り)を考えずにあのくらい国の為に働こうとする気になるのでは?"という私の考え方は暴論でしょうか?(笑)
社会保障:
子供手当と後期高齢者制度の廃止が気になります。65歳以下で子供の居ない家庭(4%)では増税になる子供手当の制度ですが、社会保障の拡充の為の財源は”ある”とする民主党vs消費税アップで賄う自民党、どちらを信用するか?ですね。私的には以前どこかで書きましたが、まずは国が予算の無駄使いを抑え、その上で ”国はここまで無駄を省き予算を捻出します,でありますから残りはすみませんが国民の皆様にお願いします。” というのが筋だと考えています。民主党がどこまで無駄を削減&予算の組み換えができるか期待します。
外交:
左翼から右翼の幅が自民党より遥かに広い民主党が、ブレナイ外交ができるのか?幸いにもオバマ大統領の影響で核を含めた軍縮が世界のトレンドとなりつつあるので、それにエコをうまく組み合わせて行けばイニシアチブを取れるかも知れません。”非核三原則を法制化!”などと社民党が言っていますが、法制化は世界のトレンドではまだありません。核は、残念なことに今の時代ではまだ外交カードです(本気で使おうと思っている国はアメリカ・ロシア・中国くらいでしょう)ので、”そんなこと言うんだったら、持ちますよ?”というフリぐらいできる(爆)余地は残していた方が良いと思います。
教育:
民主党は文部大臣候補に日教組出身の方を予定しているようですが、この方、”政治は教育に口をはさむべきだ”という信じられないことを発言し、散々叩かれているようです。それだったら
戦時中と同じじゃん(笑)。くしくも
国旗切り貼り問題で物議をかもしたばかりの民主党。党内保守派がどうコントロールして行くのでしょうか?世界中どこの国に行っても国旗が普通に掲げられていますし、戦争責任の一端を国旗に押し付けるのはあまりにも幼稚な考えだと私は思っています。国旗に罪はアリマセン(笑)。
というわけで、公務員改革・社会保障では革新傾向 外交・教育では保守傾向が強まっているフランス人のような私(笑)ですが、今回の選挙に名前を付けるとすると、、、さしずめ、、
”究極の選択選挙”
でしょうか(笑)?

(写真と本文は全然関係ありません。ちなみに広島の百貨店で唯一遊園地の残るそごうの屋上です(笑)。レトロな雰囲気満載、ガラガラ(笑)、正に都会のオアシスです。)