失望・・・ |
他にも予選からの中心選手であったFW平山(FC東京)やMF水野(セルティック)、DF伊野波(鹿島)らも落選、同予選出場試合数上位10人のうち、実に6人が選外となっています。
監督の反町氏は、”過去の実績や情に流されず、招集総数83人の中から、現状で厳選した。選考材料に挙げたのは、(1)精神面の強さ(2)団結心(3)プレーの質(4)万能さ(5)戦術理解度(6)体の強さ(7)所属クラブでの定位置確保(8)将来性-など。特に強調したのは(1)と(2)。合宿中の生活態度や、試合で先発外となったときの様子などもチェック。どんなときでもチーム一丸となれる人間かどうかも見極めてきた。”とコメントしています。 何?それ???
では、青山や柏木のメンタリティーが18人に劣っているのか?と問われて明らかにそうだ と答えることのできるサッカー関係者は一人もいないでしょう。負ければオリンピック出場が消えるサウジアラビア戦で二人は奮闘し青山はあの”魂のクリアー”をし最後まで走り続けて骨折、あの試合では一番輝いていた選手です。(1)や(2)を理由に彼らを外したのであればあまりにも失礼な話です。
今回の18人を見ると主軸メンバーは予選と大幅に入れ替えられました。Jで調子の良い選手を呼ぶとありましたが、彼らが5月のツーロンで結果を出したといっても2軍のヨーロッパチームしかも相手は調整や数合わせ目的で来てるメンバー、、、所詮予選やこのチームで修羅場を潜っていない選手達です。彼らの方が(1)や(2)は劣っていると私は思います。すでにネットでも色々でていますが、今回の反町監督の選考基準の公開は判断を誤ったとしか言いようがありません。学校の先生じゃあないんですから、、、。
更に言えば、このチームには”切り札”がいません。このメンバーでの切り札的な性質を持つ本田圭や森本、梶山は先発するでしょうから、交代選手が効かない可能性大。ここに水野や柏木がいるだけで流れが変わる可能性は十分あるのですが、、。
私から見れば ”いいこちゃんチーム” です。選ばれた選手には申し訳ないですが、このチームの戦いには興味が薄れてしまいました。
前回のアテネでも山本監督は予選での精神的支柱だった鈴木啓太(浦和)を本番ではずすという暴挙を行いチームは惨敗しましたが、鈴木はそれをバネに代表まで上り詰めました。青山・柏木両選手にはこれを見本に是非彼らより早く代表メンバーに定着して欲しいです。
めげるな!、頑張れ!
7月20日追記
柏木選手、ナイスゴール! これが彼にはあるんです!