サッカーファンは必読です!!!

骨太の記事が他の雑誌と一線を引いている　季刊　”サッカー批評”　毎回読み応えがあり愛読しておりますが、今季号は特に素晴らしい。



　題して、"日本サッカーの十戒”　２００８年現在のの日本サッカー界の抱える問題について綿密な取材を元に冷静に、かつ辛辣に意見が述べられています。



　最初の第一項に、　”選手生命をＪリーグが奪ってはいけない”　とありますが、これが正に私がここでも何度も述べている　いわゆる我那覇問題です。

　ここでは、更に辛辣な言い方で　”我那覇　’冤罪’　事件”と表現され、私がこれまで聞いていた様々な情報や意見が見事に纏まって分析/検証されています。詳しくは読んでもらえば判ると思いますが、以前私が槍玉に挙げた青木治人氏の発言とその改竄が赤裸々に記され、それを擁護し続けた川淵三郎会長以下Ｊリーグのずさんな体質をあぶり出し・批判しています。今回の件があって以降、何人もの選手が死にかけている　という驚愕の事実も紹介されています。



　”愚かな指導者の下では組織が疲弊・腐敗し、後継者が育たない”のは、我々医局に属する医師の常識であり、もちろん一般社会の常識です。


　”フェアプレー”という黄色い旗を掲げるＪリーグ。判決文の英訳をわざと誤訳して責任逃れをするような見苦しいまねはやめて、選手とドクターに公式に謝罪し名誉回復させるのがフェアプレーではないでしょうか？