2008年 05月 03日
お目見え(笑) |
開業してはや6年、毎年何かしら新しい機器を購入したいと努力(笑)しているのですが、、今年4月から新しく入った検査機器です。
その名もIOLマスター!

白内障手術の際、濁った水晶体の中身を除去すると、光は再び網膜へ達するようになりますが解剖学的にはレンズが一枚無くなった状態に陥り、いわゆる”ピンボケ”になります。これを補うため必ず眼内レンズ(以下IOL)を手術の最後で眼内に挿入します。
挿入するIOLの度数は患者さんによりすべて異なり、術後の見え方は患者さんの要求に答えなければナリマセンので、如何に術前に正確に眼の屈折・眼軸長を計測し適正な度数のIOLを選択するかが手術の成否を分けます。このIOLマスターは、従来超音波で計測していた眼軸をレーザー光で計測することでより正確な測定を可能としています。また昨年より認可された多焦点IOLの度数決定には必須ということもあり、今回思い切って導入しましたが、、、快適です。今後はこれをうまく使いこなしてこれからの診療に役立てて行きたいですね。
その名もIOLマスター!

白内障手術の際、濁った水晶体の中身を除去すると、光は再び網膜へ達するようになりますが解剖学的にはレンズが一枚無くなった状態に陥り、いわゆる”ピンボケ”になります。これを補うため必ず眼内レンズ(以下IOL)を手術の最後で眼内に挿入します。
挿入するIOLの度数は患者さんによりすべて異なり、術後の見え方は患者さんの要求に答えなければナリマセンので、如何に術前に正確に眼の屈折・眼軸長を計測し適正な度数のIOLを選択するかが手術の成否を分けます。このIOLマスターは、従来超音波で計測していた眼軸をレーザー光で計測することでより正確な測定を可能としています。また昨年より認可された多焦点IOLの度数決定には必須ということもあり、今回思い切って導入しましたが、、、快適です。今後はこれをうまく使いこなしてこれからの診療に役立てて行きたいですね。
by makoo2001
| 2008-05-03 23:31
| しんや眼科の記事
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Comments(2)

白内障手術後の屈折における患者満足度を高めるためには、今後必須の器械で、先生の白内障手術に対するひたむきな情熱が伝わってきます!この器械の存在で、すでに完成されている先生の白内障手術がさらなるGrade upすることは間違いありません!(yahooブログなら「傑作ポチ」ですね!(^^)!
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昨日は手術見学させて頂き有難うございました。この機械はやはり簡便で正確!ということが一番のメリットだと感じながら使用しています。3歳児の眼軸まできれいに測定できるのには驚きました。
とはいえ、あと数年でレーザーもだめになるし、来年でソブリンコンパクトも5年目ですし、この仕事を続けて行く以上機器の定期的更新は避けられず、今回のように全く新しいコンセプトの機器がでるとついつい購入してしまう、、、これは永遠のスパイラルですね。
P.S.白内障手術は”現状維持”でぽちぽちやっていこうと思っています。多焦点レンズは何人かに薦めてはみましたが、やはり価格がネックですね。せめて手術以外の部分が保険適応になればよいのですが。
とはいえ、あと数年でレーザーもだめになるし、来年でソブリンコンパクトも5年目ですし、この仕事を続けて行く以上機器の定期的更新は避けられず、今回のように全く新しいコンセプトの機器がでるとついつい購入してしまう、、、これは永遠のスパイラルですね。
P.S.白内障手術は”現状維持”でぽちぽちやっていこうと思っています。多焦点レンズは何人かに薦めてはみましたが、やはり価格がネックですね。せめて手術以外の部分が保険適応になればよいのですが。