お役目終了 そして感謝。 |
さて、私の医師としての活動は多岐にわたります?(笑)が、一般的に一番知られていない分野として”学校保健活動”があります。眼科医は”学校保健法”という法律に基づき、子供たちの健康を守る為学校医として関わっています。(他には小児科、耳鼻科、歯科、薬剤師) 広島市医師会の中に”学校医部会”というセクションがあり、毎月広島市の学校保健について色々話し合いがされていますが、2004年度から私が眼科の代表として参加しておりました。
以来8年、訳が判らないまま参加し始めたのですが、やってみると事の外楽しく、他科の学校保健のありようや医師会の役割、学校保健に関わる色々な方々との交流や話を拝聴する機会も多く、大いに刺激されました。年に二回、市医師会から学校医の大会に派遣されるのも楽しみでできるだけ参加し、発表もさせて頂きました。また私の在任中に、それらの会が二度広島で開催され貴重な経験を積む事もできました。
”燃え尽きた(笑)” 訳ではないですが、このまま居座るのも後進の為に良くないと思い、この度辞職させてもらうこととなりました。しかしながら、西区医師会の方では引き続き学校医の仕事をやる予定ですし、上記学会にも時間があれば参加したいと考えています。
”医療は奉仕”は、私の医師としての座右の銘ですが、学校医の仕事、そして学校医部会の先生方の仕事は本当に奉仕の精神にあふれていたと感じた8年でした。尊敬できる、刺激を受けた先生もいっぱいいます。ここに参加して仕事をしていた事がいつの日にか本当に良い思い出となるでしょう。お世話になった先生方、医師会の皆様方、教育委員会、そして学校の先生方、本当に有難うございました。