師走・・・そして、久々の映画鑑賞 |
明日からは怒涛の忘年会・飲み会週間。今週だけで4件、来週は3件、再来週以降も、、もう、あまり考えたくありませんし、早く帰ることが疲れないコツでしょうか(笑)。そう言えば最近”あまり飲まなくなったね”と言われることが多いのですが、流石に健康を考えています(笑)。
昨日は思い立って映画を見てきました。広島の方ならご存知と思いますが、、、
”二十四時間の情事”(ヒロシマ・モナムール)
昭和33年、広島に映画撮影で訪れていたフランス人女優と日本人建築士との一日を描いた映画。話が進むにつれて女優の過去(第二次世界大戦時の記憶)が広島に絡んできて、、、全く予備知識なしで観たのですが、観ながら”これってヌーベルバーグ?”と感じていました。帰って調べると、やはり監督はこの後ヌーベルバーグの旗手の一人として活躍した方でした。反戦・男女の出会いと会話の妙・映像美、、色々な要素を一つにまとめ上げた手腕は素直に凄いと思います。こんな映画が広島で撮られていたんですね。
広島者(笑)としては、昭和33年当時の広島市が鮮明にに映像に残されておりびっくりです。原爆投下間もない頃の映像、平和公園の映像、そして復興した広島の繁華街の映像。原爆ドームの真横に、”喫茶 ドーム”なんて店があったんですね。”後藤眼科”の広告看板も出ていましたよ!N村先生(笑)。映画終盤の流川の”カサブランカ”なんて今存在していても和洋折衷の素晴らしいクラブだと思います。進駐軍用だったのでしょうか? 同じ昭和32年の広島市を舞台にした”夕凪の街”と比べてしまいました。
観るたびに色々な発見や新しい考えが浮かんできそうです。DVD欲しい(笑)
P.S. 主演女優が当時ロケの合間に撮った写真が今年発見され、 ”50年前の広島”として写真展が今開催されています。これにも行ってみたいですね。