広島市長選について想う(2) |
選挙前に広島市学童保育連絡協議会が市長立候補予定者に公開質問状を送っています。ここで信じられない対応をされた方が一名いらっしゃました。地元マスコミでは取り上げられていませんでしたが…
市長選挙候補に公開質問状を送りました。
”学童保育とは”…広島市が戦後50年間にわたり育んできた学童保育事業は「公設・公営・無料」は政令指定都市では広島市だけで、先人の方々から引き継がれてきている誇るべき事業です。今の親の世代でも子供の頃お世話になった方は大勢いらっしゃると思います。
しかしながら、2012年秋に広島市は突如有料化を方針を打ち出しました。広島市の説明では、「利用する者」と「しない者」の「公平性」が保てないとありますが…ん?どういうこと?、下記記事を読んで頂ければご理解できると思いますが全く腑に落ちません。当院の従業員も3名程お世話になっていますが、ご不満です…。
18万9340筆の署名の中には、当然利用しない方々の意思も多数入っていると捉えるのが普通だと思いますし、実際に2008年に広島市が立ち上げた「放課後対策ありかた検討委員会」の中でのアンケートでも、有料化に反対!と答えた人の割合は利用している人66%、してない人64%で、利用していない人がこの制度に不満を持っているというデーターではありません。
以上より、子育て支援の充実よりも公平性を重きとする市の主張は現状では市民には受けられないでしょう。そして、こういう話を私の周囲の子育て中の方々とお話すと、皆さん一応に現状維持を希望されています。これが市民の声、です。
話を元に戻しますが、公開質問状では松井市長だけが有料化を否定されていませんでした。更に驚愕すべき事実としまして、冒頭に述べたようにアンケートの受け取りをあろうことか拒否されたとのこと。(以下コピペ)
” 松井市長が一時、「公開質問状」の受け取りを拒否!!
「公開質問状」の発送と回答が届く間には前代未聞の大事件がありました。松井一實市長は、私たちが簡易書留で郵送した「公開質問状」の受け取りをなんと拒否。郵便局員も「びっくりしました」と言いながら、拒否された郵便物を返しに来てくれました。しかたがないので、私たちは「質問状」を市役所に持参しました。対応した市職員は「選挙のことなのでここでは受け取れないのですが…」と言いながら、前代未聞の出来事にアタフタ。結局受け取ってくれました。
松井氏の選挙事務所に「なぜ受け取りを拒否するのか」と問い合わせると、事務所の方もビックリ。「すいません、すいません」と何度も謝罪されました。上記の回答は、その後期日までに私たちに届けられたものです。 ”
上記のような話の持って行き方はなんか香ばしいので(笑)あまり好きではないですが、地元マスコミでは報道されませんので皆さんに知っておいて頂きたい真実として表記しておきます。公開討論会拒否のところでも書きましたが、やはりリーダーとしての振る舞いの資質に欠けています。”官僚臭が残るのは仕方ない”との意見もありますが、もう4年も市長をされたのでせめて臭いくらいは消して頂きたいのですが…本質は変えられなくても(笑)。
さて、子育て支援に関しては現市長の後援会のHPには、”子育て支援を進める”との文言はありません、”子育て支援をする企業への支援を強化する”とありますが…
真っ先にうちを支援して頂きたいです! 明後日は皆さんお子さんの都合で午前中は通常6人の所を3人で外来を回さなくてはなりません。今までは学童保育の時間帯や学年の問題ではじき出された職員の子供達を放課後スタッフルームで預かって来ています。企業とは言いましても利権は一切発生しませんので安心して支援して頂いて大丈夫です(笑)。